4周年を無事に迎えました
このお店を始めて、気がついたら5年目を出発していた。
1月1日元旦は私達のオープン記念日。
元旦にオープンって、普通は考えられないと思うけれど、湯布院という観光地ならでわと言えるかもしれません。
オープンと同時に始まったコロナ禍
振り返れば、考えられない状況でまさか5年目を迎えていることが奇跡といえるかもしれません。
お越し頂くお客様に感謝感謝です。
とあるご夫婦
今日は、一組の60代くらいのご夫婦が併設の喫茶店に朝コーヒータイムに来て下さいました。
ごく普通の品の良い活発そうなご夫婦で第2の人生を楽しんでいらっしゃるのかなとお見受けしましたが、帰り際に奥様が、ご主人さまがタバコを吸いに外に出たタイミングで、最近ご主人様が記憶障害を発症されて生活が一変してしまったというお話をしてくださいました。
ご主人様はとても優秀なシステムエンジニアでしたが、元々パソコンの前にかじりついて仕事をするのが、コロナ禍に入り、更に自宅の仕事部屋から出なくなってしまい仕事に根詰めるようになり、最近になって突然「短期記憶障害」という病気を発症し、物事を覚えられない、思い出せない病気にかかってしまったとのことでした。
お医者様からはいわゆる「スマホ脳」と診断され、外に出て積極的に環境を変えることを勧められているそう
好きだった車の運転も道を思い出すことができなくなり、難しくなってしまったとのことで公共交通機関での移動が主になったそう
元々なんでもこなすご主人さまに頼り切りで生活されていた奥様はこの環境の変化を受け止めていくのが大変との想いを打ち明けてくれました。
普段はこんな話は人には出来ないが、なんだか心が開放されましたと言って下さいました。
この話を聞いて、どう感じるかはひとそれぞれですが、
私は、人はやっぱり自然と切り離されて生きていくことは出来ないし、自然を受けれて自分もその一部であるという自覚をしなければいけないのだなと感じさせられました。
田舎に住んでいる人間でも、自然とは関わらずに生きている人たちは沢山いますが、少なくとも窓をあければすぐに人工物ではない自然が目の前にある環境は大切だと思います。
PCで仕事を完結する人たちも増えている世の中で、今後は尚更にこの内容は重要になってくると感じます
デジタルや人工物から離れ、恐れや心配を置いて、心開放される日々を自分から積極的に作っていくこが今の日本人には必要ではないかと思います
家から出て、知らないもの、見たことが無いもの、自然の「気」にぜひ触れてもらいたいと思うそんな日でした。
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